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秩父事件 - 圧制ヲ変ジテ自由ノ世界ヲ -

秩父事件研究顕彰協議会編  新日本出版社  定価 1700円(税込)

1884年の埼玉県秩父。生糸の暴落と増税、高利貸による土地のとりあげに苦しむ民衆が、明治政府に真っ向から立ち向かった。…秩父困民党の蜂起である。暮らしの改善をめざし政治の変革を求めた3000人を超える人々。その命がけの戦いが現代に送る強烈なメッセージとは?
本会が総力を結集して編集にあたった秩父事件“通史”の決定版。(詳細は新日本出版社まで)

  はしがき
  第1章 秩父事件とはどのような事件か
     第1節 動き出す農民集団   第2節 自由党の動向  第3節 秩父自由党による困民の組織化  
     第4節 武装蜂起への道  第5節 困民党蜂起  第6節 信州への進出  第7節 蜂起に呼応して
     第8節 『暴徒』とされた困民党  第9節 異例づくめの裁判

  第2章 秩父事件はなぜ起きたのか
     第1節 秩父の自然と風土  第2節 民衆の政治力の高まり  第3節 開港後の秩父と農民の成長
     第4節 明治初年の諸改革と秩父  第5節 埼玉の自由民権運動  第6節 秩父における思想的動向
     第7節 松方財政下の悲惨な農民生活  第8節 明治14年の勅諭と支配体制の確立

  第3章 秩父事件その後
     第1節 逃亡とたたかい  第2節 要求4項目のゆくえ  第3節 事件後の秩父地方の農民生活
     第4節 権力中枢への影響

  第4章 気軽に聞いて Q&A

  あとがき
  参考文献



ガイドブック秩父事件

秩父事件研究顕彰協議会編   新日本出版社  定価 1365円

秩父事件を知り、史跡めぐりをしようとする方々必携のハンドブック。
秩父事件とは何かという概説から、各章ごとのフィールドワークガイドと困民党幹部の紹介、さらには秩父事件関連年表や参考文献などが、多彩な写真とともに一冊に集約されている。
秩父を初めて訪れるという方のために各機関連絡先、交通と宿泊案内も掲載されており、このガイドブック1冊で秩父事件のエッセンスを吸収し、秩父地方そのものをも十分に堪能できる。

 1 出かける前に―秩父事件とは何か
 2 秩父自由党のふるさと―日野沢
 3 最も早く動いた―上州日野谷
 4 困民党たつ―風布村組の人々
 5 秩父困民党蜂起の地―吉田〈下吉田・阿熊〉〈石間・上吉田〉
 6 進軍の道―小鹿野・薄
 7 無政の郷―大宮郷
 8 政府の軍隊派遣―皆野・三沢
 9 軍隊との激突―野上・金屋
 10 新たな出発となった―矢久峠・山中谷
 11 最後の戦い―大日向・東馬流
 12 全国各地に見られる困民党員の足跡―再起をめざして
 13 文書は語る
 14 復権と新たな研究・顕彰をめざして
 15 秩父事件関係年表
 16 もっと秩父事件を知りたい人に
 17 フィールドワーク便利帳



会報会報合本については、事務局までお申し込み下さい。

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