秩父事件研究のあゆみ

西暦 元号 事件からの年数 秩父事件に関連する主な出来事・出版など その年の主な出来事
1884 明治17 0 秩父事件(10.31?11.9) 群馬事件、加波山事件
<1885 明治18 1 田代栄助・加藤織平・高岸善吉・坂本宗作・新井周三郎・小林酉蔵・新井貞吉が死刑となる(5月?6月)/柴岡熊吉獄死/高野作太郎、釧路にて獄死 内閣制度発足、大阪事件
1886 明治19 2 柿崎義藤、樺戸集治監にて獄死/堀口幸助、前橋監獄にて獄死 ノルマントン号事件
1887 明治20 3 加藤太治郎が死刑となる/村上泰治、浦和監獄にて獄死 保安条例
1888 明治21 4 大野長四郎、樺戸集治監獄にて獄死 黒田内閣
1889 明治22 5 大日本帝国憲法発布の恩赦により、出獄する秩父困民党幹部が相次ぐ 大日本帝国憲法発布、山縣1内閣
1890 明治23 6 第1回帝国議会
1891 明治24 7 大津事件、足尾銅山鉱毒事件、松方1内閣
1892 明治25 8 伊藤2内閣
1893 明治26 9 愛媛県八幡浜・大法寺の過去帳に飯塚森蔵の氏名記載
1894 明治27 10 大野福次郎死去 日清戦争(-1985)
1895 明治28 11 下関条約、三国干渉
1903 明治36 19 関戸覚蔵『東陲民権史』
1904 明治37 20 日露戦争(-1905)
1905 明治38 21 井出為吉死去 ポーツマス条約、日比谷焼討事件
1910 明治43 26 伊奈野文次郎、宇都宮にて死去/板垣退助監修『自由党史』五車楼 大逆事件、韓国併合
1911 明治44 27 「秩父暴動」(『埼玉県誌』下巻)
1914 大正3 30 小柏常次郎、樺太にて死去/菊池貫平死去 第一次世界大戦勃発
1918 大正7 34 伊藤房次郎こと井上伝蔵、北海道野付牛にて死去 米騒動、シベリア出兵
1919 大正8 35 千野多重こと島崎嘉四郎、甲府にて死去
1925 大正14 41 秩父郡教育會「明治十七年の事変」(『埼玉県秩父郡誌』)/伊藤痴遊「秩父暴動と自由党員」(『巨人星亨』忠誠堂)
1928 昭和3 44 石田造酒八死去/堺利彦「秩父騒動」(『改造』掲載) 3.15事件、張作霖爆殺事件
1931 昭和6 47 高橋中禄「秩父一揆巨魁の逃竄」『文藝春秋』3月号 満州事変、三月事件、十月事件
1933 昭和8 49 犬木寿作死去/平野義太郎「秩父暴動-その資料と検討」『歴史科学』2巻10号 国際連盟脱退
1935 昭和10 51 油井熊蔵『秩父事件と其前後』汗牛充棟閣 天皇機関説事件
1936 昭和11 52 落合寅市、川崎にて死去 2.26事件
1939 昭和14 55 「秩父暴動」(『埼玉県史』7・埼玉県編)/秋山弥助「秩父暴動」(『南佐久自由主義者の制度運動記録』私家版) 第2次大戦はじまる、ノモンハン事件
1950 昭和25 66 江袋文男『秩父騒動』(戦後初の秩父事件通史)/井上幸治「秩父事件-その社会的基盤」『歴史評論』8号 朝鮮戦争勃発
1952 昭和27 68 とうませいた『秩父風雲録』
1954 昭和29 70 「秩父事件70周年記念と映画の夕べ」(秩父市においてはじめての秩父事件記念集会)/中澤市朗「落合寅市の遺稿をめぐって」『歴史評論』61号
1956 昭和31 72 西野辰吉『秩父困民党』講談社
1957 昭和32 73 板垣退助監修『自由党史』上中下巻・岩波文庫
1958 昭和33 <74/td> 石塚裕道「秩父事件概略日記秩父事件関係史料」『歴史評論』98号
1959 昭和34 75 堀江栄一・遠山茂樹『自由民権期の研究』(1?4)有斐閣
1960 昭和35 76 色川大吉「困民党と自由党」『歴史学研究』247号 60年安保闘争
1962 昭和37 78 「秩父事件と秩父市」(『秩父市誌』秩父市)
1964 昭和39 80 萩原俊彦「秩父自由党の組織活動について」『文化史学』18号
1965 昭和40 81 近藤通泰「秩父暴徒物語」『埼玉史談』13巻2号
1968 昭和43 84 井上幸治『秩父事件』中公新書/学習院大学輔仁会史学部「秩父事件の一考察」/吉田町教育委員会『田中千弥日記』
1970 昭和45 86 色川大吉『明治の文化』岩波書店/色川大吉「不屈の日本人・井上伝蔵」『文藝春秋』4月号 大阪万博開催
1971 昭和46 87 小野文雄・江袋文男『秩父事件史料』埼玉新聞社・全6巻(?79年)/北栄(井上静江口述)『井上伝蔵』プロダクト埴輪/清水武甲『秩父悲歌』春秋社
1972 昭和47 88 秩父事件88周年記念集会(秩父市)/後藤靖『自由民権』中公新書/若狭蔵之助「秩父事件における自由党・困民党の組織過程」『歴史評論』260号 沖縄の施政権返還
1973 昭和48 89 井出孫六『秩父困民党群像』新人物往来社/小池喜孝『鎖塚』現代史出版会
1974 昭和49 90 秩父事件90周年記念集会(秩父市)/中澤市朗編『埼玉民衆の歴史』新埼玉社/中澤市朗『自由民権の民衆像-秩父困民党の農民たち』新日本出版社/小池喜孝『秩父颪』現代史出版会/井出孫六『峠の廃道』二月社
1975 昭和50 91 井出孫六『自由自治元年』現代史出版会/北海道歴史教育者協議会編『野に祈る』
1976 昭和51 92 小池喜孝『伝蔵と森蔵』現代史出版会/井上幸治『近代史像の模索』柏書房/井出孫六ほか『暴徒-現代と秩父事件』同大労学アッセンブリアワー委員会/井出孫六『峠の軍談師』河出書房新社/井出孫六編『自由自治元年』現代史出版会 ロッキード事件
1977 昭和52 93 大村進ほか編『田中千弥日記』埼玉新聞社/中澤市朗編『秩父困民党に生きた人びと』現代史出版会/ドキュメンタリー「秩父事件」(制作・監督:浅見美智子)
1978 昭和53 94 戸井昌造『秩父事件を歩く』3部作・新人物往来社(?82年)/井出孫六『秩父困民党紀行』平凡社カラー新書/ドキュメンタリー「秩父困民党」(らんる舎)
1979 昭和54 95 新井佐次郎『秩父事件-震源地からの証言』新人物往来社/井出孫六『秩父困民党』講談社現代新書/埼玉新聞社編『秩父地方史研究必携?近代』埼玉新聞社
1980 昭和55 96 秩父事件96周年記念集会(信州民権100年実行委員会・八千穂夏季大学・秩父事件顕彰運動実行委員会)/NHK大河ドラマ「獅子の時代」放送(第46回「秩父路をゆく」?最終回「獅子の叫び」が秩父事件編)/吉田町編『秩父事件目撃者の口説』吉田町
1981 昭和56 97 新井佐次郎『秩父困民党会計長井上伝蔵』新人物往来社/古林安雄『秩父事件-吉田町石間を中心として』私家版/高野寿夫『秩父事件-子孫からの報告』木馬書館/森山軍治郎『民衆蜂起と祭り』筑摩書房/新井佐次郎『秩父事件小説集』まつやま書房/色川大吉『自由民権』岩波新書/ドキュメンタリー「秩父事件ドキュメント山襞の叫び」(渡辺生監督)
1982 昭和57 98 井上光三郎・品川栄嗣『写真でみる秩父事件』新人物往来社/浅見好夫『幻の革命』埼玉新聞社
1983 昭和58 99 千島寿『困民党蜂起-秩父農民戦争と田代栄助論』田畑書店/A・コルベジエ『火の種蒔き-1884年秩父事件』あかし書房/春田国男『寅市走る』有朋舎
1984 昭和59 100 秩父事件100周年 各地で記念集会が開かれる/井上幸治ほか編『秩父事件史料集成』二玄社・全6巻(?89年)/埼玉自由民権運動研究会『埼玉自由民権運動史料』埼玉新聞社/中澤市朗『秩父事件探索』新日本出版社/大沼田鶴子ほか『女たちの秩父事件』新人物往来社/八千穂夏季大学実行委員会編『民衆大学秩父事件〈佐久戦争〉』銀河書房/新井佐次郎『秩父事件の妻たち』東京書籍/春田国男『幻歌行-秩父困民党島崎嘉四郎の生涯』あゆみ出版/小泉忠孝『鎮魂秩父事件-祖父田代栄助の霊に捧ぐ』まつやま書房/下山二郎『炎の谷-秩父事件始末記』国書刊行会/上条宏之編『秩父事件〈佐久戦争〉を行く』銀河書房/清水吉二『群馬自由民権運動の研究』あさを社/江村栄一『自由民権革命の研究』法政大学出版局/ドキュメンタリー映画「秩父事件・絹と民権」(野村企鋒監督)
1985 昭和60 101 秩父事件研究顕彰協議会発足/春田国男『裁かれる日々-秩父事件と明治の裁判』日本評論社/自由民権百年全国集会実行委員会編『自由民権運動と現代』三省堂/前川道寛『石狩俳壇詩』北海道教育社
1986 昭和61 102 松本健一『秩父コミューン伝説』河出書房新社
1987 昭和62 103 埼玉県編『秩父事件文献総覧』埼玉県/保高みさ子『秩父事件の女たち』講談社
1988 昭和63 104 大島寿二『長編叙事詩秩父事件考』青磁社/平野義太郎『大井憲太郎』吉川弘文館
1990 平成2 106 浅見好夫『秩父事件史』言叢社/稲田雅洋『日本近代社会成立期の民衆運動』筑摩書房
1991 平成3 107 中澤市朗『歴史紀行秩父事件』新日本出版社
1992 平成4 108 本会編著『秩父事件ガイドブック』新日本出版社/浅尾忠男詩集『秩父困民紀行』新日本出版社
1994 平成6 110 井上幸治『完本秩父事件』藤原書店/困民党研究会編『民衆運動の〈近代〉』現代企画室
1995 平成7 111 岩田泰治『山間農村の秩父事件』まつやま書房/江村栄一編『近代日本の軌跡2・自由民権と明治憲法』吉川弘文館/A・コルベジエ『秩父事件とパリコミューン』風響社 阪神淡路大震災(1.17)
1996 平成8 112 中澤市朗『自由民権の民衆像(改訂版)』新日本新書
1997 平成9 113 新井広司『秩父事件と西南上州』煥乎堂/浅尾忠男『困民党のバラード』光陽出版社
1998 平成10 114 高橋哲郎『律儀なれど任侠者-秩父困民党総理田代栄助』現代企画室/牧原憲夫『客分と国民のあいだ』吉川弘文館
1999 平成11 115 秩父事件115周年記念シンポジウム「中里村と秩父事件」(群馬県中里村)/本会編著『ガイドブック秩父事件(新版)』新日本出版社
2000 平成12 116 稲田雅洋『自由民権運動の文化史』吉川弘文館/中嶋幸三『井上伝蔵と俳句』邑書房
2002 平成14 118 鈴木義治『埼玉の自由と民権を掘る』埼玉新聞社/米長保『新説・秩父事件』私家版
2003 平成15 119 映画「草の乱」ロケ(10.1?12.15)/若狭蔵之助『秩父事件-農民蜂起の背景と思想』埼玉新聞社
2004 平成16 120 秩父事件120周年記念集会(秩父郡吉田町)/映画「草の乱」(神山征二郎監督)封切/本会編著『秩父事件 圧制ヲ変ジテ自由ノ世界ヲ』新日本出版社/新井勝紘編『日本の時代史22・自由民権と近代社会』吉川弘文館/岩根承成『群馬事件の構造』上毛新聞社/中嶋幸三『井上伝蔵とその時代』埼玉新聞社/鯉沼龍雄『秩父困民党のふるさと』甑岩書房 新潟中越地震
2006 平成18 122 牧原憲夫『民権と憲法-シリーズ日本近現代史?-』岩波新書/安在邦夫・田崎公司『自由民権の再発見』日本経済評論社
2008 平成20 124 中畦一誠『秩父事件のふるさと・やまなみ残照』私家版
2009 平成21 125 秩父事件125周年記念集会(本会主催・秩父市下吉田)/稲田雅洋『自由民権運動の系譜』吉川弘文館
<2010/td> 平成22 126 本会編『会報「秩父」』(合本2分冊)/筒井作蔵『おそれながら天朝様に敵対するから加勢しろ!』街と暮らし社
2011 平成23 127 倉田次郎『秩父事件に迫る』新人物往来社/河田宏『民乱の時代-秩父農民戦争と東学農民戦争-』原書房 東日本大震災

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